マイナンバーカードのマスキング方法2026|コピー提出時に隠す箇所を目的別に解説

佐藤健太 — プライバシー弁護士
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マイナンバーカードのマスキング方法2026|コピー提出時に隠す箇所を目的別に解説

入社や転職の手続き、賃貸契約、各種サービスの本人確認で「マイナンバーカードの画像を送ってください」と言われ、どこを隠せばよいのか迷う方は多いと思います。隠しすぎると書類が受理されず、手続きが止まります。反対に何も隠さないと、相手が受け取る必要のない番号まで渡してしまいます。

一度送った画像は、相手のメールボックスやサーバーに残ります。後から取り消すことは難しいため、送る前の判断が大切です。

正解は提出目的によって変わります。本記事では、目的別のマイナンバー マスキング箇所の考え方と、スマホで撮った画像を黒塗りする手順、AIツールを使う方法までを順番に解説いたします。

マイナンバーカードのコピーをマスキングする方法(手動)

ステップ1:提出目的を確認する

まず、なぜ提出するのかを確認します。判断の軸は次の2つです。

  • ✅ マイナンバーそのものの提出が必要な場面(勤務先の手続きなど):表面はカードケースに入れたままのコピーでかまいません。臓器提供意思表示欄などはケースで隠せます。ただし、裏面はマイナンバーを表示したコピーでなければなりません。この場面で番号を隠すと、手続きに使えなくなります。
  • ✅ 身分証明書として本人確認に使うだけの場面:事業者は裏面のマイナンバーを書き写したりコピーしたりできません。そのため、マイナンバーカード 裏面 コピーは送らないか、マイナンバーを隠してから送ります。
⚠
️ 提出先の指示が最優先です。どこを隠すかわからないときは、送る前に提出先へ確認してください。依頼メールやアップロード画面の注意書きに、マスキング箇所が書かれていることもあります。

ステップ2:スマホで撮影する

明るい場所でカードを無地の机に平らに置き、真上から撮影します。照明の反射で文字が白く飛ばないよう角度を調整し、必要な面だけを撮ります。背景に他の書類や郵便物が写り込まないよう注意してください。

ステップ3:番号を単色で塗りつぶす

iPhoneは写真アプリで画像を開き、「編集」からマークアップを選びます。ペンの太さを最大、色を黒、不透明度を最大にして番号全体を塗ります。Androidはギャラリーアプリの編集機能にあるペン(描画)機能で同じように塗ります。機種によって名称は異なります。

💡
薄いぼかしや粗いモザイクは読み取られることがあります。番号は黒などの単色で、1桁も見えないよう完全に塗りつぶしてください。蛍光ペンのような半透明ツールは使わないでください。

ステップ4:拡大して確認する

保存後に画像をピンチで拡大し、塗り残しや半透明のまま残った部分がないかを確認します。編集を元に戻せる形式で保存されている場合は、塗った画像を別名で書き出すと安心です。

ステップ5:送信後の保存と削除を確認する

オンラインの手続きでは、本人確認書類の写しをメールなどで送る場合があります。送信後は、元画像と加工済み画像がカメラロール、「最近削除した項目」、クラウドのバックアップに残っていないか確認し、不要なら削除します。スキャンしたPDFのコピーはPDF・書類の黒塗り完全ガイドを参照してください。

AIでマイナンバーカード画像を隠す方法(Blur.me)

Blur.meは、写真や動画の顔やナンバープレートなどの機密情報をAIで検出してぼかすブラウザ型のツールです。インストールは不要で、スマホのブラウザからも使えます。流れはアップロード、自動検出、ダウンロードの3ステップです。

ステップ1:画像をアップロードする

無料のWebエディターBlurMe Studioを開き、カードのJPGやPNG画像をアップロードします。

ステップ2:隠す範囲を選ぶ

選択ぼかし機能で、番号欄などユーザーが選んだ領域をぼかせます。顔写真は自動検出されます。本人確認に顔写真が必要な場合は、ぼかしのON/OFF切り替えで顔のぼかしを外せます。

ステップ3:ダウンロードする

出力は入力と同じ形式です。最終出力のぼかしは元に戻せず、元の画素データは破棄されます。アップロードしたファイルは暗号化され、削除を依頼すれば完全に削除されます。

💡
番号を確実に隠すには、強めのぼかしを選ぶか、スマホの編集機能で単色の塗りつぶしを重ねてください。詳しい操作はヘルプセンターをご覧ください。

写真の顔・ナンバープレート、隠したいですか?

アップすればAIが数秒で自動的にぼかします。

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手動とAIの比較

どちらの方法でも本人確認書類 マスキングは可能です。カード1枚の番号だけを隠すならスマホ標準機能で十分です。顔写真や背景の書類も含めてまとめて処理したい場合や、複数の書類画像を扱う場合はBlur.meが便利です。

項目スマホ標準機能(手動)Blur.me(AI)
手間塗る範囲を指でなぞるアップロード後に範囲を選ぶ
必要なスキル基本操作のみ基本操作のみ
正確さ塗り残しに注意顔は自動検出、番号欄は選択
隠し方単色で完全に塗りつぶしぼかし(強めを推奨)
費用無料無料版あり

どちらを使う場合も、送信前に拡大して番号が読めないことを必ず確認してください。

よくある質問

マイナンバーカードはマスキングしたほうがいいですか?

目的によります。身分証明として使うだけなら、事業者は裏面のマイナンバーをコピーできないため、裏面は送らないか番号を隠します。勤務先などマイナンバーの提出が必要な手続きでは、番号が見えるコピーが必要です。

マイナンバーカードで見せてはいけない部分はどこですか?

本人確認だけの場面では、裏面のマイナンバーを渡さないようにします。マイナンバー取得目的のコピーでも、表面はカードケースに入れたままでよく、臓器提供意思表示欄などを隠せます。

マイナンバー取得の手続きで番号を隠してもいいですか?

隠すと手続きに使えません。マイナンバー取得時のコピーは、裏面にマイナンバーが表示されている必要があります。

マスキングしたら罰則はありますか?

提出先ごとにルールが異なるため、一概には言えません。まず提出先の指示に従い、不明な点は送付前に提出先へ確認してください。

ぼかしやモザイクで番号を隠しても大丈夫ですか?

薄いぼかしや粗いモザイクは読み取られることがあります。番号は黒などの単色で完全に塗りつぶし、拡大して読めないことを確認してください。

Blur.meは無料で使えますか?

BlurMe Studioでは、主要機能を支払いなしですぐに使えます。上位プランの詳細は料金ページで確認できます。

まとめ

マイナンバーカード コピー 提出で迷ったら、まず目的を確認してください。マイナンバーの提出が目的なら裏面の番号は見せ、本人確認だけなら裏面は送らないか番号を隠します。番号は単色で完全に塗りつぶし、拡大して確認しましょう。迷ったときは提出先の指示に従い、送信後は画像の保存場所も確認してください。写真全般の加工は写真の顔をぼかす方法も参考にしてください。


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