動画の人物トラッキングの誤接続や途切れを修正する
2026/09/30 更新
1人の人物の顔の自動検出が、エフェクトの異なる2つの対象に分かれている場合は、対象を結合する前に人物を比べてください。この例では、「人の顔 2」を「オリジナル」に設定された「人の顔 1」に結合します。
動画で手順を確認する
スタジオでの編集の流れと結果の再生を動画でご覧いただけます。画面と字幕は英語です。
始める前に
8秒の練習用クリップをダウンロードし、スタジオで開いてください。右から左へ移動する、えんじ色のTシャツにベージュのショートパンツ、白いバッグの人物を追います。自動ブラーの「人の顔」カテゴリーをオンにし、対象の顔の個別エフェクトを「オリジナル」に設定した状態から始めてください。
サンプルのクレジット:Shibuya Crossing, Tokyo, Japan (video) · Basile Morin · CC BY-SA 4.0。このサンプルは32〜40秒を抜粋し、音声を削除してH.264に変換しており、元のサイズと再生速度は維持しています。サンプルとその改変物にはCC BY-SA 4.0が適用されます。
元の映像は、約4.2秒で交差点の広角のカットに切り替わります。そのカット以降の人物を同じ人物だと決めつけないでください。手動の長方形とマジックブラーの輪郭は、それぞれ別のトラッキング手順を使います。
1. 両方の対象が同じ人物であることを確認する
再生位置を約1秒と約2秒に移動します。顔、服装、バッグ、移動方向を比べてください。この例では、「人の顔 1」は「オリジナル」を使い、「人の顔 2」は同じ人物の後の登場部分を覆っていて「ぼかし」を使っています。
対象リストの「区間外」は、選択した対象にその時点で検出された領域がないことを意味します。対象の名前だけに頼らず、実際の人物と検出区間を比べてください。
2. 両方の対象を選択して結合の設定を確認する
右側のリストで、両方の対象のチェックボックスを選択します。タイムラインに両方の区間のまとまりと、「他の対象と結合」ボタンが表示されます。
エフェクトが異なる場合は、結合ボタンの横にある案内で、どちらの対象の状態とエフェクトが使われるかを確認してください。ここでは、案内に「オリジナル」に設定された「人の顔 1」と示されます。
3. 確認した登場部分を結合する
対象が同じ人物のものであることを確認したら、「他の対象と結合」を選択します。リストの対象が1つになり、結合された区間に意図した個別エフェクトが使われていることを確認してください。
ここでは、約0.2〜0.7秒、0.8〜1.2秒、1.8〜2.0秒、2.6〜2.8秒の検出区間が、「オリジナル」の「人の顔 1」にまとめられます。結合しても、残りの隙間に新しい検出領域が作られるわけではありません。
重複が報告された場合は、どの区間を残すか選ぶ前に、その区間の実際の人物を比べてください。このサンプルの結合では、重複を選ぶ手順は表示されませんでした。
4. 残りの隙間とシーンの切り替わりを確認する
3秒と4秒の時点も確認します。同じ服装とバッグが見えますが、この例ではその時点で選択した対象の検出領域がなく、結合できる顔の断片も追加では見つかりませんでした。
顔がより鮮明なフレームに移動して、もう一度確認してください。必要な領域が検出されないままの場合は、手動領域のトラッキングまたはマジックブラーのトラッキングで別に修正してください。人物を確認せずに、シーンの切り替わりをまたいで対象を結合しないでください。
5. 別の人物が誤ってつながった場合は、分割してもう一度ぼかす
これは、誤ったつながりによって別の人物がぼかされずに残っている場合の別の手順です。例の録画では、分割や、誤ってつながった人物をもう一度ぼかす操作は行っていません。
対象を1つ選択し、再生位置を誤った区間の境界に移動して、「ここで分割」を使います。ボタンが無効になっている場合は、再生位置が選択した対象の開始と終了の間にあるか確認してください。分割しただけでは、分けられた両方の区間が残ります。
誤った区間の顔をクリックしてその部分をもう一度隠すか、タイムラインのその区間にカーソルを合わせ、カードの削除アイコン「この区間を再ブラー」を使ってください。正しい登場部分がはっきり見えたままになるよう、境界の前後を確認します。変更が誤っている場合は「元に戻す」を使ってください。
6. クリップを最初から最後まで確認する
選択を解除し、再生位置を0秒に移動します。タイマーだけでなく実際の映像も冒頭のフレームに戻ったことを確認してから、8秒全体を再生してください。
確認した登場部分全体で「オリジナル」になっていることを確認し、別の人物が誤って残されていないことを確かめてください。残りの隙間と約4.2秒のシーンの切り替わりは、別に確認します。この結合によって、同じ人物がクリップ全体を通して連続してトラッキングされることが保証されるわけではありません。
任意:編集した動画を保存する
ファイルが必要な場合は、上部の「エクスポート」を開いて名前を入力し、MP4、720p、「標準画質」を選択します。必要に応じて、利用可能な別の解像度を選んでください。表示される条件を確認し、エクスポートを開始します。
処理が完了したら、プロジェクトの「ダウンロード」を使い、受け取ったファイルを別のプレーヤーで最初から最後まで再生してください。エクスポートやダウンロードが完了していない場合、エディターでの再生では保存したファイルを確認したことになりません。このチュートリアルの録画は、エディターでの確認で終わります。